無償の奉仕のすすめ

ところで、みなさんはボランティア、即ち報酬を貰わない無償の奉仕を行っているだろうか。思うに、まったくといっていい程行っていない人が多いのではないか。そして、こういった人々のほとんどが、忙しいとか時間がないということを理由にして、ボランティアを行っていないことを正当化する。

しかし、考えてみてほしい。何も被災地に飛んでいって活動することだけがボランティアではない。ボランティアの意がそのことのみを指すなら、よほど時間やお金が余っている人のみしかできないこととなる。かくいう私もかかる意味のボランティアはほとんど行っていない。

先程、ボランティアを定義づけたように、主眼は無償の奉仕にある。とすれば、一般にいわれるボランティア活動だけではないはずである。恵まれない人に対する財施や、目の見えない人の手を引くこと、お年寄りや身体障害者に電車の席を譲ることだって無償の奉仕に違いないのだ。

ボランティアをこう考えれば、周りを見回せば、いくらでもチャンスはあるはずである。こう考えても、ほとんど行っていないという人は、見て見ぬフリをしているか、周りが見えておらず気づかないかのどちらかである。決して、忙しいだの時間がないだのという言い訳は見当違いである。

どんな小さなことだっていい。できることからはじめていただいて構わない。そして、そのほんの小さな行為が、どんなにそれを欲している人々の役に立つのかを体験していただきたい。

無論、ボランティアや無償の奉仕は、相手方のためだけではなく、あなたのためにもなる。奉仕の結果、相手方から感謝という最高のプレゼントがあなたに贈られるからである。感謝されることであなた自身の運気が向上するのである。感謝することよりもされることの方が、格段に運気が上がるのである。

であれば、早速無償の奉仕を行ってみるがいい。

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