感謝の心は、自己治癒力を高める

健康は、成功の条件の欠かせないポイントである。どれだけ巨額の財産を築き上げようと、健康を害したら何も意味をなさない。ビッグビジネスを成功させ、会社で念願のポストに就いた途端、重篤な生活習慣病を患ってしまい、会社を去らねばならないとしたら、こんなに悲しい話はない。

成功と同じように、健康もまた真理なのだ。真理に即している限り、健康でいられる。言い換えれば健康であること自体、実は大変な努力が必要であり、ある意味この世に生を受け、健康を維持していることが、奇跡に近いことなのだ。そのような努力を気付かせず、当たり前のように生命活動を維持している私たちの身体は、極めて優れた、驚くべき身体機構を持っていると言ってもよい。だが、真の成功者ほどこの命の神秘に対し、畏怖の念と、謙虚かつ感謝の意識を持っている。それがまた、さらなる成功をもたらす因となるのだ。

「病は気から」という諺がある。心(=意識)と身体には、密接な関係があるということだ。例えば、人前で話すことが大変に苦手な人が、いざ壇上に上がる直前に腹痛を起こしたり、小学生がどうしても学校に行きたくなくて、本当に熱を出してしまう。逆に風邪を引いて発熱している人に、高名な医者が処方した解熱剤だといって小麦粉を飲ませた所、なんと見事に熱が下がったという実験データもある。

人間や動物には生来、自己治癒力というものがある。例えば、細菌に冒され腐ったものを食べると、発熱を起こし、嘔吐したり下痢になる。これは身体が害となる異物が体内に侵入してきたことを感じ取り、体外へ排出する浄化作業が行なわれるのである。このことは自己の意志では決してなく、自己治癒力が自発し働いてくれているのである。

大抵の人は病気になると、病院・医院へ行き診察してもらい、悪い所はどこか発見してもらい、医者の指示によって薬を飲んだり、入院して治療を行なう。だが結局病気を治すのは、自己治癒力なのである。風邪ひとつをとってみても、根本治療を行える薬を発明したら、間違いなくノーベル賞だと言われている(後は癌と水虫らしい)。現在の医者の治療は対処療法主体で、症状を緩和させたり、悪くなった部分を切り取るなど、患者自身の治癒能力に力添えしているだけに過ぎない。

この自己治癒力を高め、健康を維持・回復するにも、実は感謝の心が有効に機能するのだ。プラスの感情を潜在意識に入れるだけでなく、身体内部の組織にまで影響を与えるのだ。血行促進や新陳代謝の活性化、免疫力の強化と、感謝の心は自己治癒力を高めてくれるのだ。

もしあなたが、病になったら、世の中にはもっと酷い不治の病に冒され、苦しんでいる人がたくさんいることを想起し、まだ自分は恵まれている、生きているだけでも有り難いと、明るく前向きに思うことである。

生命の成功者である自らの身体に感謝せよ。感謝の心は、自己治癒力を高める。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です