私は日頃から、成功したいなら、願望を達成したいなら、まずは確信を持てと言っている。逆に、自分自身に自信のない人間は絶対に成功できないとも言っている。今回は、この自信や確信について話そう。
まず、なぜ自分に自信のない人は成功できないかというと、困難や試練に直面した場合、すぐに諦めてしまう。中には、着手する前から予想される困難や試練に怯え諦めてしまう人までいる。また、自信のなさが、決断力や行動力に影響し、適切な判断や迅速な行動がとれない結果、時機を逸するということも度々ある。人生の中でもチャンスはそう多くないのにだ。
困難や試練を乗り越えることなくして成功などはありえない。私も含め、成功者といわれる人々は数多くの困難や試練に直面してきた。もちろん、最初から乗り越えられた訳ではない。いくども煮え湯を飲まされた。完膚なきまでに叩きのめされたこともあった。
だが、困難や試練に何度も圧倒され、倒れても、その度に立ち上がった。もちろん、それは生半可な覚悟ではない。たとえそれらを乗り越えたとしても、再び新たな困難や試練が立ちはだかることは目に見えていたからだ。
なぜ、そのようなことができたのか。自分に自信があったからだ。絶対に、自分は成功できると確信していたからだ。
このように、成功するためには自信や確信が不可欠なのだが、みなさん方は、自分自身に自信はおありか。
なかなか判断ができない、思い切った行動に出れないと感じているのなら、それは自分自身に自信がない証拠である。まずは、自分自身に自信のないことを認識すべきである。短所や欠点を受け入れる勇気を持ってこそその克服があるからだ。
これを受け入れたなら、次は日々どんなことでもかまわないから、小さな目標を設定した上で、これをクリアすることを繰り返せばよい。小さな目標であっても、繰り返し乗り越えていくことで、小さな確信が生まれる。それが積み重なり、大きな確信となり、やがては自信へとつながる。
自信や確信は一朝一夕で生まれるものではない。現在、自分自身に自信が持てないと感じている人は、コツコツと地道に小さな確信を積み重ねていってほしい。
自分自身に自信があるという方々にも一言いっておく。自信があるということは大切なことであるが、失敗した場合でも、失敗から学ぼうとする謙虚な姿勢を忘れてはならない。失敗から学ぶことなしには、成功もまたありえないからである。
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